2012年4月24日、世田谷区祖師谷のウルトラマン商店街の古いビルの二階奥にオープンしたギャラリーカフェ ジョルジュは、隠れすぎる隠れ家カフェですが、ドアを閉めれば商店街の喧騒からも離れ、静かな空間です。
ここでギャラリーカフェを始めたのは、何故? そんなご質問に何度お答えしたことか。ジョルジュという店名についても。
Cafeって、そこでお茶を飲んだり食事をしたりするだけでなく、自分時間を楽しんだり、あるいは仲間と楽しくお喋りしたりする場所。お腹を満たして、すぐに「失礼!」という場所ではないですね。人が集い、繋がり、そして広がっていく、、、ギャラリーカフェ ジョルジュは、人生において旅をしているような、新しい何かを得られる場所でもあるのです。
ジョルジュは、ピアノの詩人フレデリック・ショパンの年上の恋人、フランスの女流作家ジョルジュ・サンドにちなみました。ナイーブなショパンを支え、作曲に専念する環境を整え、数々の名曲を誕生させた影の功労者です。展示したり、演奏したり、何か個人活動をしている方々のお手伝いをしたい。ジョルジュ・サンドにあやかりたいものです。
オープン以降、たくさんのアーティストの方々にお越しいただきました。とかく芸術は、日本においては後回しにされがちです。本当は、日常の中に自然と存在するもの。食べる物によって身体が作られていくように、感性は、そこらじゅうにある「芸術」によって磨かれます。
ある人はピアノによってそれを表現し、ある人は写真を撮ることで表現します。表現する人をアーティストと呼ぶならば、料理する人も同じように食材を使って何かを表現するアーティストです。
そんなアーティストの皆さんと、感性豊かな、そして食いしん坊なお客様のお陰で、ジョルジュは存在し続けています。
食空間プロデューサー
ギャラリーカフェ ジョルジュオーナー
ジュニア野菜ソムリエ
大学卒業一年後に結婚、出産。家事・育児をしながら細々とフリーライターとして メディアの世界の片隅で仕事を続ける。
1994年、100人に1人の狭き門を突破し、リクルートの旅行情報誌「じゃらん」の在宅勤務での業務委託スタッフ募集に合格。
1996年からは、本格的に「じゃらん」の営業職として 「じゃらんネット」の立ち上げにも関わる。
ホテル業界がクライアントで、顧客満足やサービスなど踏まえた マーケティングの核を社内セミナーなどで徹底的に学ぶ。
同時に、お客様に楽しさを提供するサービス業の魅力をクライアントから 教わり、人をもてなす仕事がしたいと思うようになる。
2012年、退職と同時にギャラリーカフェ ジョルジュをオープン。有機野菜を使った身体に優しい食事がメイン。
2年目あたりから音楽イベントなど開催。食とART、音楽など、五感で楽しむ空間づくりを企画し、 現在に至る。
夫と2人暮らし 二男一女の母(3人とも独立)
店舗名 | ギャラリーカフェ ジョルジュ |
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所在地 | 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3丁目36−29 佐藤ビル 2F |
営業時間 | 11:00:00〜20:00 |
定休日 | 月曜日・第3木曜日 |
電話 | 03-6411-4333 |
展示をご希望の方は、まずお電話でご連絡ください。事前に作品の画像を見せていただき、実際に現地をご覧いただいた上で、具体的なご相談をさせていただきます。
※カフェに合わない作品の場合、展示をお断りすることもあります。ご了承ください。